Archive | 2006年12月
はるか昔、Tomcat 3.x の時代からインストール直後の Tomcat (Catalina) のログは ${CATALINA_HOME}/logs/catalina.out
に出力されてきた。このファイルは標準出力の代わりなのだが、日付やサイズで自動的にローリングしないどころか Tomcat 起動中はずっとオープンされっぱなしであるため管理上いささか都合が悪い。
catalina.out
に出力される大半は Catalina が標準 Logging API (java.util.logging.*
) を使用して出力したログである。この定義は ${CATALINA_HOME}/conf/logging.properties
で変更できるため、単純に catalina.out
にほとんど何も出力されないようにすることが目的なのであればこれを編集すればよい。話は終わり。
今回は Catalina/Tomcat のログを標準 Logging API ではなく Log4J 経由で出すよう構成してみる。
JavaScript を呼び出す Java アプレットを JUnit などで単体テストする場合、当然ながら正式なアプレットの実行環境ではないため JSObject#getWindow()
の呼び出しで例外が発生してしまうことになる。テストのために JSObject
を自作のスタブで置き換えられると便利であろう。今回はこの JSObject
の置き換えについて調べてみる。なお調査に使用する JDK は以下の通りである。
java version "1.5.0_10" Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_10-b03) Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_10-b03, mixed mode, sharing)
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