WebDAV #3
WinXP + WebDAV の強みはインターネット上のファイルを共有ディレクトリとほぼ同じ感覚で扱えるところだ。つまり Word などのファイルをダブルクリックでシームレスに開けるということ。これを可能にしているのが WebDAV リダイレクター (WebClient) というサービスだ。
ただこれ SSL 経由だと WebDAV リダイレクタが介在できなくて、FTP のネットワークプレースと同じような、非常にぎこちない動きになってしまうのだ。シームレスさが無いならファイルごとにユーザ権限が付く FTP で公開したほうがマシてもんだ。
しかもセキュリティ強化のため WinXP SP2 からは SSL 経由じゃないと Basic 認証を受け付けなくなってしまったらしい。つまりシームレスさを優先するなら SSL なしの Digest 認証しか手がないわけだ (でも家のサーバには SSL なしで Basic 認証が使えてるけど…)。
もう一つ、使い勝手で問題がある。細いネットワークを経由してファイルをコピーすると、ファイルの転送が完了するまでの間 Explorer が無応答状態になってしまうのだ。Explorer をもう一つ立ち上げればローカルのファイル操作は可能なのだが、ちょっと不便だし見た目も精神衛生上よろしくない。
はてさて、細かい問題がいろいろ出てきた。どうしたものか…