Linux Xen 上で Windows 8 Developer Preview を動かす
どもども。本日 9月14日に Microsoft から Windows 8 Developer Preview が披露されましたので早速インストールしてみました。と言ってもちょっと試すだけに空けられる実機はないので仮想化環境へ。
はじめ VMWare Player を試してみましたが :( なブルースクリーンに HAL_INITIALIZATION_FAILED と出てインストーラーすら起動出来ませんでした。まだ仮想化で動かせるほどの完成度になっていないのかと半ば諦めていましたが、自宅サーバの Xen (完全仮想化) を使用したところあっさりインストールが完了しましたのでその様子をメモ書きしておきます。
一応 Xen の完全仮想化環境が構築できている前提です。
名前 | yomogi |
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ターゲット環境 | Windows 8 Developer Preview (32bit) |
リソース割り当て | 1CPU, 1GB メモリ, 20GB ディスク |
サーバ環境 | Intel Xeon E3-1230 (Sandy Bridge), CentOS 5.6 |
まずは Windows Developer Preview downloads から ISO イメージをダウンロードします。ユーザ登録などは特に必要ありませんでした。
ISO イメージのダウンロードが完了したらサーバ上で以下のコマンドを実行して Windows 8 用の Domain-U を新規に作成します。
root@cobalt# virt-install --name=yomogi --ram=1024 --vcpus=1 --file=/srv/xen/yomogi/disk1 --file-size=20 --nonsparse --vnc --vncport=5921 --hvm --os-type=windows --cdrom=WindowsDeveloperPreview-32bit-English.iso
インストールを開始しています...
ドメインを作成中... | 0 B 00:00
(virt-viewer:6010): Gtk-WARNING **: cannot open display:
Domain installation still in progress. Waiting for installation to complete.
メッセージが出たところで手元の VNC クライアントで 5921 ポートに接続したらインストーラーが起動していました。
あとは普通にインストールを行います。
おお、起動しました!